編み物ってむずかしい?サイズ通りに仕上がらない不思議

こんにちは。編み物教室twinkleのまつのさやこです。

編み物って思ってたサイズに出来上がらない

本の通りの糸とかぎ針(棒針)をつかって、その通りに編んだのに小さい(または大きい)!

同じものを二つ編んだのに、同じサイズにならなかった

私自身が編み物をしてきておもったこと。そして、編み物教室に来られた生徒さんの大半の方の悩みでもあります。

洋裁と違い、『編み地』は『編み手』が作り上げます。
なので、『編み手』が変われば当然『編み地』は変わります

人によって、手の力加減は違うので、同じ糸、同じ針、同じ編み図で編んでも、若干の差が出てしまうのです。


↑これは、違う生徒さんが同じ糸、針、編み図で編んだものです。見た目でわかるほどサイズが違いますよね。

調整が利くという点では、編み物はいいのですが、その微妙な差をどうするのかというのが、編み物の難しさでもあります。

じゃあ、どうすればいいの?ポイントはゲージにあります。

ゲージとは

10センチ×10センチの中に編み目が何目・何段あるのかを数えてサイズを確認することです。
よく言われる『ゲージを取る』というのは、15センチ四方の編み地を編んで、10センチ×10センチの目数と段数を数えることになります。

編み物の本には必ずと言っていいほど書いてありますが、そのゲージは基本的にその作品の作者のゲージです。

ご自身でゲージを編んでみて、本に載っているゲージに近い数字がでれば、ほぼ本通りのサイズが出来上がります。
でも、糸や編み針が違ったりも含め、数字が本に載っているものと違う場合、(人によって、目数が全然合わない人、段数が合わない人がいると思います。)調整が必要になってきます。

ゲージはなぜ必要なの?

初心者の人は、ゲージの役割をあまりよくわかっていないので、ゲージを取らずいきなり編まれることが多いです。

バッグなど多少大きさが違っても使えるものはいいのですが、
帽子やウエアなどサイズが大切になってくるものは使えない、または着れない作品が出来上がることに。

私も学ぶまでは、その大切さに気付かず、「ゲージをわざわざ編むなんてめんどくさい」とまで思っていました。
失敗したことがある生徒さんも同じことを言ってました(笑)

ただ、たくさん編むことによって、自分の手がきつめなのか、ゆるめなのか、一般的なゲージに近いのかがわかってくるので、それほど大きな失敗をしなくて済むようにもなってきます。

それに初心者の方は、手がなかなか安定しないこともあり、作品途中で編み地が変わることもあります。
安定した編み地を編むための練習にもなるので、ゲージを編むことをお勧めします。

本に載っている糸が廃盤で手に入らなくなったり、好きな糸で編みたいなどの場合はゲージを編むことが必須になってくるので、注意が必要になります。

10センチなのになぜ15センチも編むの?

10センチ×10センチの目数段数なのに、なぜ15センチも編むのでしょうか。
編み地の端はどうしても緩くなったり、きつくなったりして、編み地が安定しません。
安定してきれいな目数段数をはかるためのゆとりの寸法と考えてください。

必要な目数段数について

15センチってどれくらいのつくり目をしたらいいの?
基本的に編み物は、糸が細ければ目の数が多く、糸が細ければ目の数が少なくなります。
なので、15センチが何目というのは、使う毛糸の帯についている標準ゲージを参考にするといいです。
標準ゲージは10センチ四方・メリアス編みでのゲージが書いてあるので、例えば写真のように「棒針18~19目」と書いてある場合は、1.5倍したつくり目で編むと15センチ前後になります。
段数も同じく、1.5倍してみて編んでくださいね。段数に関しては、『正方形』になれば大丈夫です。

かぎ針も棒針編みも模様編みの作品の場合は、模様編みで編まないと、作品のゲージにならないので注意してください。

必要目数と段数のはかり方

15センチ四方の編み地が編めたら、まずはスチームアイロンを当てて、編み地を整えてください。
これも皆さん省略しがちなのですが、これをしないとせっかくゲージを編んでも、正しく取れない可能性が出てきます。
編み物のバッグなど伸びた覚えはありませんか?荷物も入れるので、伸びるのは伸びるのですが…
生徒さんの中には、「ウエアを作り上げたときはちょうどいい長さだったのに、着ているうちにどんどん伸びて長くなった」という失敗もよく聞きます。

それは、ゲージの段階できちんとアイロンを当てていないから起こります。
そもそも平面においているだけだと、重力で伸びたりはしませんが、バッグやウエアは基本重力で下に伸びます。
なので、スチームアイロンを当てるときも基本縦にのばし気味にアイロンを当てることがポイントです。

スチームアイロンをあてて落ち着かせたら、定規を当てて目数段数を数えましょう。

数えた目数段数は、大切な資料になるので、必ず控えておいてくださいね。

ゲージが違う場合

ゲージが違う場合は、目数や段数を増やしたり、減らしたりする必要性が出てきます。
メリアス編みなど単純な編み方ですと、比較的簡単に調整ができます。
2,3目違う場合でマフラーやスヌード、バッグなど、あまりサイズが気にならない作品を作る場合は、そのまま編んでも構わないと思います。

帽子やウエアは調整が必要になってきます。
模様が入っている場合は、模様で考えないと編めないことがあります。

編み図をそのまま使うためには、なるべくその作品の糸の太さに近いものをつかったり、自分のゲージが小さい場合は針の号数をあげたりして微調整をしましょう。

それ以上の微調整や計算は…教室にきてくださいね。

 

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