こんにちは。編み物教室twinkle のまつのさやこです。
教室に来られる方には、
①最初から編み物資格を取得したい人
②とりあえず編み物を習いに行きたい人
と大きく2つに分かれます。
②の‘’とりあえず‘’の人の中にも、フリーコースで自由に編まれる人と、資格は特に考えてないけど、基礎から学びたい人とわかれます。
では、編み物資格って取ったらどうなるの?
ということについて、今日はお話ししたいと思います。
資格=編み物教室の先生
というイメージがどうしても強いのですが、資格を取っても教室を開いている人はあまり多くありません。
じゃ、何のために資格を取るの?
ヴォーグ社のかぎ針編み(または棒針編み)のカリキュラム
⇒入門コースは基礎を学ぶコース
⇒講師コースは一つ下の入門コース(それに該当するレベルの作品)を教えられるための講師資格
⇒指導員コースは入門・講師コースをおしえられ、講師のお免状を渡すことが可能
これだけを見ると、「教えることは考えてないから、基礎だけでいいかな」と思われる方も多いと思うのですが、
ウエアを編む・編まないに大きく関係してきます。
入門コースはベストのみ、講師コースは袖付きのプルオーバー(頭からかぶるタイプ)を編みます。
・袖のつけ方を知っているか、知っていないか
・編み物の計算方法やカーブなどの割り出しというようなことをしっているか、知っていないか
ここが入門コースと講師コースの大きな違いとなります。
結局、袖付け・計算などのポイントを知っておいたほうが後々自分が編みたいものを編めるようなことにするために必要なんですよね。
なので私の教室の生徒さんは、教室を開くことを考えてなくても、講師コースまで学ばれる方が多いです。
じゃあ最後の指導員は?
ウエアのバリエーションを増やすためのコースです
市販の洋服を見ても、いろんな形がありますよね。衿がついていたり、前あきのものであったり…
そういった作品を学ぶコースです。
数としては、かなり多く作品を編むコースなので、学んだ結果に資格がついてくるというような感じです。
編み物の資格を取るつもりじゃなくても、幅広く作品を編もうとすると結果的に資格コースを学んだほうが早い場合があります。
もちろんカリキュラムや課題が苦手な方は、フリーコースでたくさんの作品を編んでもらうことができます。
少し複雑な作品になればなるほど、聞くことも増えますからね。
編み物の資格はただ「教室を開くためだけの資格」だけではないと思います。
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