こんにちは。大阪吹田市の編み物教室twinkleのまつのさやこです。
この間、新しくかぎ針編み入門コースをスタートした生徒さん、
今までは我流でズパゲッティという少し前に大流行したTシャツヤーンでバッグなどの小物をよく編んでおられたそうです。
ズパゲッティ…糸が太く、目数も少なく比較的短時間で仕上がるので、はまった人も多いと思います。
このバッグよく見かけましたよね
ズパゲッティはかなりの極太糸なので、普通の太さの練習糸で編むとかなり細く感じると思います。
この生徒さん、細編みや長編みの編み方はわかるのですが、目を引き抜くときにどうも引っかかる。
よく見たら、左手の糸をぎゅっと握って引っ張っていることが原因でした。
ズパゲッティの糸をあむとき、伸びるので引き抜くときに左手で糸を引っ張る癖がついてしまっていました。
同じ糸を長くずっと編んでいると知らず知らずのうちに癖がついているときがあります。
ズパゲッティから編み始めた人は、かぎ針の持ち方も癖がある人が多めです。
糸が太いので引き抜くときに手首を痛めやすく、フォークを持つように持つ人が多いです。
私たちでも正規の持ち方だと手首が痛くなるので、持ち方を変えることもあります。
ただ、ほかの糸に戻れば正規の持ち方のほうが編みやすいため、その持ち方に定着するということはありませんが、
一度ついてしまった癖は『編みにくい!』と思わなければなかなか治りません。
今回の生徒さんはそのくせのままだと、明らかに編みにくかったので、意識を変えるだけですんなり編めるように。
クリエイターさんのように同じ糸でいくつも同じ作品を編むときは少しくらい癖があっても構わないのですが、
まだ編み始めて間もない時は、なるべくいろんな糸で編んでみるといいと思います。
あと、ぎゅっと編むことが向いている編み地というのもありますので、この癖が生きてくることもあります。
なんでもかんでもすべてがダメだということではなく、何事も偏りなくすることが大切なんだと思います。
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